TPOや季節、イメージに合わせた半衿の選び方 |
季節
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着物・長襦袢
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半衿
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TPOやイメージに合わせて
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(2月下旬~5月初旬)
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袷せ
単衣(長襦袢は袖無双) |
塩瀬
ちりめん ふくれ織、木綿 |
・春らしい色彩の半衿を選びましょう。
・お祝い事や入学式、お出掛けなどには華やかな半衿がピッタリ。 ・初対面や来賓などでの出席には上品で控えめの半衿がおすすめ。 ・卒業式、茶会などは無地の半衿がおすすめです。 ・紬などは紬のトーンに合わせて控えめなイメージの半衿で合わせましょう。 |
(5月中旬~8月)
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単衣
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塩瀬
絽ちりめん 麻、楊柳、絽、紗 木綿 |
・夏の季節に合わせて、涼しさのある配色やデザインを取り入れましょう。
・絽・紗・羅の着物には絽、麻、紗などの半衿がおすすめです。 ・浴衣に長襦袢を合わせるときも、涼しげな半衿を選ぶことがポイントです。 ・夏場は汗をかきやすく汚れやすいので自宅で洗える半衿がおすすめです。 |
(8月下旬~11月上旬)
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単衣(長襦袢は袖無双)
袷せ |
絽ちりめん
麻、楊柳、絽、塩瀬 木綿 |
・これから秋に向かう季節なので暖色系がおすすめ。
・秋のイメージを取り入れた半衿がおすすめです。 ・お祝い事やお出掛けなどには華やかな半衿がピッタリ。 ・初対面や来賓などでの出席には上品で控えめの半衿がおすすめ。 ・茶会などは無地の半衿がおすすめです。 ・紬などは紬のトーンに合わせて控えめなイメージの半衿で合わせましょう。 |
(11月中旬~2月中旬)
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袷せ
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塩瀬
ちりめん ふくれ織、木綿 |
・冬やお正月のイメージに合わせ季節を楽しみながら半衿を選びましょう。
・成人式など振袖は華やかで豪華な半衿がピッタリですよ。 ・お祝い事やお出掛けなどには華やかな半衿がピッタリ。 ・初対面や来賓などでの出席には上品で控えめの半衿がおすすめ。 ・茶会などは無地の半衿がおすすめです。 ・紬などは紬のトーンに合わせて控えめなイメージの半衿で合わせましょう。 |
失敗しない半衿選びのポイント |
・黒留袖に合わせる半衿は「白」をベースに使われる色は「白」「金」「銀」を選びましょう。その他の色を使った半衿は、あまりおすすめできません。 ・色留袖や訪問着、付下げには刺繍や金糸銀糸、カラフルな色を使った半衿もOKです。ただ、着物のトーンに合わせるのがポイントです。 ・色無地など着物の柄がないものに合わせるときは、やはり無地の半衿または同色の刺繍半衿がおすすめです。 ・一つ身、三つ身、四つ身などお子様の用の半衿もありますので、大人用を使うとサイズ的に無理があります。 ・絹100%の半衿は黄色く変色しやすいといわれていましたが、近年の絹は技術の向上によって変色しにくく家庭での洗濯もできる商品がありますよ。 |